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 いつも当サイトをご利用いただきありがとうございます。管理人のネコヤロスと申します。
 昨年度にお題を発表して四月から作品の投稿期間に入った、『お題に沿ってショートショートを作る』という旨の企画、『ポケ庭SSコンクール』。四月、五月の投稿期間、六月の間の読書と評価の期間を経て、無事に結果発表の時がやって参りました。
 此度、当企画にはお題に沿った作品が6作投稿されました。
 お題は『しょくぶつ』とのことで、結果発表の前に少しだけこのお題に至った経緯を述べさせて頂こうと思います。
 『しょくぶつ』……まあ、植物と捉えるのがスタンダードではないかと思います。管理人も、植物という意味合いでお題を設定しました。平仮名でお題を出した経緯に関しましては、ここまで伏せておいてこじつけ臭くはなりますが、当サイトの初めてのイベントということで、ポケモンの原作ソフト第一世代……『ポケットモンスター赤・緑』をイメージしたのが大きいです。図鑑ナンバーの一番最初は植物要素を含んでいるフシギダネ、そして、今でこそ漢字表記を選択できるようになりましたが、初代はテキストが平仮名で統一されていましたね。
 一番最初のワクワク感といった要素を込めて、平仮名で『しょくぶつ』とさせて頂きました。ポケ庭のスタートダッシュとしての意味合いも含んでいます。
 ただ、今回投稿してくださった参加者の皆様は流石物書きということもあって、『しょくぶつ』にダブルミーニングを盛り込んでくださっている作品もありました。本来は漢字表記にしても熟語にならない組み合わせでも上手く韻を踏んだ言葉……蝕物、飾物など、面白い言葉遊びが見受けられました。同音異義語を狙ったわけではなかったのですが、流石物書きとして活動されているなと感激致しました。

 そして、投稿された作品を管理人も勿論ながら拝読したのですが、個人的な感想としては、それぞれの作品が綺麗に異なるジャンル、方向性に突き進んでいるなあと思いました。

 残酷な選択を迫る悲しさを帯びた物語。
 シリアスなトーンで流れていく緊迫感のある物語。
 『蝕』という漢字を利用して、登場キャラの関係性と儚さを馴染ませた落ち着いたトーンの物語。
 コメディに全振りの明るく懐かしさを思い出させてくれる作品。
 駄洒落を巧みに操った、読み終えた後に「一本取られた」と言ってしまいそうなコミカルな物語。
 ポケモンバトルを織り交ぜた、最後は何処か未来を見据えているような物語。

 話のジャンルもストーリーの長さもそれぞれでありながら、どれも読み応えがあって、短編で終わらせて良いものかと悩んでしまうような作品も、短編だからこその美しさが際立つ作品もあり、深い作品たちと出会えたことに感動しております。
 今回の『しょくぶつ』というお題はシンプルだったとは思うのですが、それ故に話の構想を決めるのが結構難しかったのではと思っています。それ故に、短い期間で作品を作ってくださった皆様には脱帽です。
 そして、評価期間も一ヶ月しかなかったにもかかわらず、拍手評価数が想像以上に大きかったということも嬉しく思います。
 この場で発表するのは、入選枠の一作品だけですが、このページにポケ庭SSコンへの投稿作品一覧のリンクを貼っておきますので、まだ読んでない作品がありましたら是非読んで頂ければと思います。また、サイト内でタグ検索しても見れますのでご参考までに。

 さて、最後に結果発表とさせて頂きます。

 今回の当企画の入選作品は……

円山翔・作『Choice(お試し版)』(敬称略)

 です!拍手評価ポイントは31でした。
 ご投稿誠に感謝しますと同時に、おめでとうございます!
 特に賞状があたったり景品が貰えたりするわけではないですが、今後の創作意欲に少しでも貢献できればと思います。

 それでは最後に。
 改めまして、六名の作者様、此度はポケ庭SSコンにご参加頂きまして誠にありがとうございました。初めての催し事で管理人もかなりグダグダとなってしまいましたが、投稿された作品が支えとなってくれていました。また、素敵な作品と出会えたことも嬉しく思います。
 また機会があれば何か催し事をしたいなとも思っていますので、今後も当サイトをよろしくお願い致します。

 短くはなりましたが、結果発表とコメントをもちまして企画終了に際しての挨拶とさせて頂きます。



  「ポケ庭SSコンクール」に投稿された作品はこちらから読むことが出来ます。

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